よく見る放電って、どうなってるんだろう？

原子、電子、電荷、静電気という状態、いろいろ書いてきましたが、とうとう、この放電について説明する所までたどり着きました！

キッズのみんなも待ちわびていた事でしょう。よくテレビや雑誌等で見る、あの現象ですからね。

アニメやマンガの登場キャラクターが、味方を守る為、また敵を攻撃する為に見せる「放電」。

「サンダーボルト！」とか「〜ショック！」という言葉が多く使われると思いますが、あれ、もし現実だったらどうやって起こっているか知りたくないですか？

そしてそれは、「静電気が起こった！」というあの現象と密接に繋がっているのです。

放電は電子の流れ！

静電気は「帯電している、または電荷しいてる物質」をさしていう事は解って頂いていると思いますが、簡単に言えば、放電とはその「電子が他の物質に移動する事」を意味します。

つの異なる液体の密度はどのように異なるのでしょうか？

静電気とは？で説明した通り、原子に対し、電子が多く存在する場合があります。また電子が足りない事もあります。その状態で、他の原子に電子が移動する事が、「放電」なのです。

と、上記は簡単に言っちゃえばというくくりの話ですが、例えば、体内で電子の移動が起こっている場合は、放電といいません。

厳密に言えば「放電、帯電を繰り返している」という事になるのでしょうが、一般的にはその物質と違う物質に移動した時点で、放電と言われます。

つまり、キッズが好きな放電するキャラクターは、自在に電子を移動出来る力を発揮できるやつ！と言う事になりま すね。

その時、痛い！

実際は、あらゆる所で、かなり頻繁に放電はされていると考えられるのですが、人が放電、または静電気を感じる時、それは放電した際、痛みを伴う時ではないでしょうか？じゃあ、何故痛いのか？それは、

「人間が痛みを感じるから！」

……と単刀直入に書きたいのですが、そうしちゃうと手抜きだと思われそうなので、説明します。

ヒョウアザラシは陸上で歩くことができる

常日頃、放電は行われているのですが、そのほとんどの場合、痛みをキャッチするには弱すぎる電流なのです。その電気の流れ、実際は電子ですが、その流れる個数が多ければ多い程、電流は強くなります。

特に一気に電子の流れが起こった場合、光を伴う事があります。これを火花放電といいます。そうなんです。あのドアノブ等に手を触れた時、指先から光りが出ますよね？あれ、火花放電という現象なんです。違う名前では、「雷光」とか「稲妻」といわれますね。

この二つの名前を聞いて、ピンと来た方、静電気人としてセンスあります。そうです。実は「雷」も静電 気が原因で起こっているんです。

一説では空気中の水の原子が摩擦や剥離により、静電気が溜まり、プラスの粒子群とマイナスの粒子群に別れる事で、雲〜雲や雲〜地表、更には雲〜更に上に放電するとされています。つまり、静電気人の放電のスーパーデラックスバージョンが雷だと言えます。

世界の人口は使い切るので、研究では、検出

そんなに放電する人がいたら、それこそNASAが黙っていないと思いますが、指先から火花放電が起きるくらいの電流になると、感電します。そう、あの痛みは感電によるものなのです。

自分から、放電してるのに、感電するなんて…と思われるかもしれませんが、やはり皮膚を通る以上、傷がつくので痛みは伴うものなのです。

余談ですが、電気うなぎってご存知ですか？発電器官を持っていて、餌の捕獲、または発見する時に強力に放電する特殊な生き物ですが、彼らもまた、発電すると自分も感電しているそうです。ちょっと悲しいですよね。

ちなみに、このうなぎの電流は、心臓等になんらかの疾� ��がある方の場合、亡くなる可能性もある程強力なので、川に入った時など間違っても踏まないように！

放電でショック

放電について、大体解って頂けたでしょうか？そしてあの痛みは、自分放電による自分感電による所もあるって、ちょっと「ショック」でしたか？（上手い！か？）放電、感電で痛み分けという事で、静電気が発生しちゃった場合、そんなに憤慨しないで頂ければ幸いです。