ハイブリッド車には、通常のクルマと同じように機器類を作動させるための補助バッテリーと、駆動用に使用するメインバッテリーが搭載されています。
このメインバッテリーは、駆動用モーターを回すのはもちろんですが、ブレーキを踏み減速される際のエネルギーが、発電機を経ることで生まれる電力を蓄電するという役割も担っています。

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バッテリーといえば、携帯電話で使われているリチウムイオン電池（バッテリー）を連想する人も多いのではないでしょうか？
携帯電話のバッテリーは、１年から２年ほど充電を繰り返すと、容量が低下して使い物にならないようになってしまいます。
ハイブリッド車も、２年ほどでバッテリー容量が減り、交換しなければならないと思っている人も多いとか…

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実は、ハイブリッドカーに使用されているバッテリーは、携帯電話に使用されているようなリチウムイオンバッテリーではなく、ニッケル水素バッテリーなのです。
（少しずつリチウムイオンバッテリーが使用されるようになりそうですが…）
効率が良く、重量も軽いという利点を持つリチウムイオンバッテリーをハイブリッド車に使用しないのは、ニッケル水素バッテリーの方が信頼性が高く、充電・放電による電池の寿命が長いからなのです。

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その寿命はがどのくらいかというと、プリウスの場合、バッテリーの保証は、５年もしくは１０万kmとなっています。
設計寿命はもっと高いようなので、プリウスのバッテリーは携帯電話用などとは比較にならないほど丈夫で長持ちなのです。

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では、「ハイブリッド車プリウスのバッテリーを交換すると費用はいくらぐらいかかるの？」かというと、初代プリウスの前期型は永久保証のため無料。
初代プリウスの後期型で32万円＋工賃、２代目や現行型プリウスで12.8万円＋工賃ぐらいの費用がかかるそうです。